PhsyXを使用して本当にFPSが上がるのか?:レインボーシックスシージで検証
PhsyXとは?
PhysX(フィジックス/フィジクス)とはNVIDIAが開発・提供している、リアルタイムの物理演算エンジン。
これだけでは、わからないと思いますが
今回、検証したいと考えている使用方法は
ゲームに使用するメイングラボの補助をするサブグラボをPhsyX専用にすることで
FPS値は上昇するのか?をやってみたいと考えています。
メリットとデメリット
メリット:最適化されたゲームタイトルであれば、よりリアルで高いFPS値がでるかもしれない
処理を分散することが可能
デメリット:マザーボードの種類にもよるが、大抵の場合はSLIせずにグラボを2枚挿すとPCIレーンがx16からx8に性能ダウンして接続されてしまう。(下手したら1枚挿しの方が良い
とりあえず結果は、
検証に使用したPCスペック
intel core i7 6700k 4.5Ghz
DDr4 memory 16Gb 4x4gb
グラボ(メイン) Gtx1080 8Gb
グラボ(PhsyX専用)Gtx760 4Gb
電源 750w
画像1枚目が、メイングラボのみ(gtx1080のみ)
画像2枚目が、メイングラボ(gtx1080)+PhsyX専用(gtx760)
最高FPS値
PhsyX専用あり 304.9FPS
PhsyX専用なし 277.7FPS
結果として、FPS値は上昇しましたが
PhsyX専用側は、平均が低く安定していないことがわかります。
最適化されていないタイトルだからかもしれません。
結果を踏まえて
結果を踏まえてPhsyX専用グラボを購入するかどうかは個人の判断に任せることにして
PhsyXの最適化されたタイトルが今後増えていくかどうかはいまいち不明です。
最適化されたタイトルを見ても、オンラインゲームはなく
本数も10本以下です。用途がかなり限られているので需要が少ないのかもしれません。
私は、gtx760をPhsyX専用の処理に回すとともに、配信でのGPU処理をgtx760にしてもらってます。そのため、ゲームで使用するgtx1080側の負荷はほぼ0です。
gtx1080が1枚で、ゲームと配信するよりもFPSは段違いに良いのでオススメではあります。
記事でも紹介しているので、興味があればどうぞ
動画でも、
相性の問題もあり、今よりも重くなる可能性も0ではありませんので
やるなら自己責任で
性能が低いGPU同士を使っても、あまり効果は薄いかもしれません
CPUが現時点で、ボトルネックになっているのなら
GPUを増やしても、おそらく動作の安定化は見込めませんので、先にCPU買いましょう